Infineon Technologies TLI4971 XENSIV™磁気電流センサ

Infineon Technologies TLI4971 XENSIV™磁気電流センサは、双方向のACおよびDC測定を目的とした高精度電流センサです。デバイスには、アナログインターフェース、および2つの高速過電流検出出力があります。これらは、電力回路の保護に対応しています。磁気検出原理の貢献によってガルバニック絶縁が実現しています。Infineonのモノシリックホールテクノロジーによって、最大120Aまでのフルスケールをともなう電流の正確で高レベルのリニア測定が可能になります。飽和およびヒステリシスのような負の効果は、コアベースのセンサ技術では一般的に知られていますが、Infineonの開ループ、コアレスセンサの原理には存在しません。差動信号センシングと組み合わされているスマート電流レール設計(タブルU形状)によって、浮遊センサに対して電流センサが堅牢になります。

特徴

  • 測定最大70 ARMS @ 690 VRMS(±120 A FSR以内)
  • 25°Cで2パーセント未満の標準エラー
  • 標準225µΩに指定された電流レール抵抗
  • アナログ出力信号(120kHz帯域幅)
  • 高速過電流検出最大2 x IFSR(標準応答時間1µs)
  • 低抵抗の電流レールの貢献による超低消費電力損失
  • 寿命全体にわたって信頼性の高い電流測定(再校正なし)
  • 高電圧アプリケーションの機能絶縁
  • 高電力密度設計が可能になる簡単でコンパクトなパッケージ

アプリケーション

  • 産業用インバータ、最大690 VRMSまで駆動
  • バッテリ管理
  • 光起電インバータ
  • 電源
  • 高電圧電力回路での過負荷または過電流検出
  • 白物家電
  • 電力ツール
  • ロボットアプリケーション

ブロック図

ブロック図 - Infineon Technologies TLI4971 XENSIV™磁気電流センサ

ビデオ

公開: 2019-08-19 | 更新済み: 2023-09-12