Toshiba Thermoflagger™過熱監視IC

Toshiba Thermoflagger ™ 過熱監視ICは、異常な発熱を検出して保護します。Thermoflaggerは、熱源の近くに配置されたPTCサーミスタと直列に接続されるように設計されています。これらのICは、サーミスタの抵抗を監視することによって機能します。この抵抗は、過熱が観察されると指数関数的に増加します。その結果、Thermoflaggerは出力状態を変更し、外部システムによって読み取り可能となり、適切なアクションが実行可能となります。1 µAまたは10 µAのPTC電流、ラッチ タイプ、プッシュプル、オープンドレインなどのさまざまなオプションがあります。1.6mmx1.6mm ESVパッケージのThermoflagger IC は、低消費電流でシンプルな過熱保護を提供し、ノート PC、モバイル機器、家電製品、および産業用機器の過熱検出に適しています。

特徴

  • 選択可能なPTCO出力電流
    • 標準値:1μA(TCTH01xxE)
    • 標準値:10μA(TCTH02xxE)
  • 3.3V、+25°Cでの高±8%PTCO出力電流精度
  • 低消費電流
    • 1.8μA(標準値、TCTH01xxE)
    • 標準値:11.3μA(TCTH02xxE)
  • フラグ信号ラッチ機能(TCTH0x2xE)
  • フラグ信号出力
    • プッシュプルタイプ(TCTH0xxAE)
    • オープンドレインタイプ(TCTH0xxBE)
  • 標準ESV(SOT-553)パッケージ、寸法:1.6mm2 ×0.55mm

アプリケーション

  • Notebook PCs
  • モバイル端末
  • 家電製品
  • 産業機器

仕様

  • 動作電源電圧範囲:1.7V~5.5V
  • 検出電圧範囲:0.36V~0.64V
  • 標準ヒステリシス電圧:0.1V
  • 標準UVLO電圧:1.5V
  • 標準稼働MASK時間:20μs
  • 動作温度範囲:-40°C~+125°C

ビデオ

Typical Application Circuit

アプリケーション回路図 - Toshiba Thermoflagger™過熱監視IC

ブロック図

ブロック図 - Toshiba Thermoflagger™過熱監視IC
公開: 2023-04-12 | 更新済み: 2023-09-26