また、RX200コアによりソフトウェアスタンバイモード(RAM保持有)時の消費電流はわずか0.45μAです。RX23T MCUSは、インバータ制御に有用な2.7V~5.5Vの幅広い電圧で動作し、RX62Tグループと配置およびソフトウェアレベルで高い互換性があります。
Renesas Electronics RX23T 32 ビット MCU はLFQFP-48、LQFP-52、LFQFP-64パッケージでご用意しています。
特徴
- 32ビットRX CPUコア
- 最大動作周波数: 40MHz
- 40MHzでの動作時に65.6DMIPSが可能
- DSP強化:32 ビット積和、16ビット積差命令に対応
- FPU搭載:32ビット単精度浮動小数点(IEEE754に準拠)
- 除算器(最速2 CPUクロックの高速命令で実行)
- 高速割り込み
- 5段パイプラインのCISCハーバードアーキテクチャ
- 可変長命令形式、コードを大幅に短縮
- オンチップデバッグ回路内蔵
- メモリプロテクションユニット(MPU)対応
- 低消費電力設計とアーキテクチャ
- 2.7V~5.5V動作の単一電源
- 3種類の低消費電力モード
- 内蔵メインフラッシュメモリ(ウェイトなし)
- 128K/64Kバイトの容量
- オンボードおよびオフボードによるユーザ書き込み
- 内蔵SRAM(ウェイトなし)
- 12Kbyte SRAM
- DMA
- DTC:4種類の転送モード
- リセットと電源電圧制御
- パワーオンリセット(POR)を含む7種類のリセットに対応
- 低電圧電圧検出機能(LVD)の設定が可能
- クロック機能
- メインクロック発振子周波数 1~20MHz
- 外部クロック入力周波数 ~20MHz
- PLL回路入力 4MHz~12.5MHz
- 低速オンチップオシレータ、高速オンチップオシレータ、IWDT専用オンチップオシレータ内蔵
- クロック周波数精度測定回路(CAC)内蔵
- 独立ウォッチドッグタイマ内蔵
- 15kHz IWDT動作を駆動する専用オンチップオシレータクロック信号
- IEC60730対応機能内蔵
- A/Dコンバータ自己診断機能/断線検出アシスト機能、クロック周波数精度測定回路、独立ウォッチドッグタイマ、DOCによるRAMテストアシスト機能など
- MPC
- 周辺機能の入出力端子を複数カ所から選択可能
- 最大4本の通信機能(チャネル)内蔵
- 非同期モード、クロック同期モード、スマートカードインターフェイス・モード、簡易なSPI、簡易な I2C、拡張シリアル・モードのような多くの便利な機能(2チャンネル)が搭載されたSCI
- 最大400kbpsの I2Cバス・インターフェイス転送(単一チャンネル)
- 高速通信可能なRSPIを搭載(1チャネル)
- 最大12本の拡張タイマ機能
- 16ビットMTU3:40MHz動作、インプットキャプチャ、アウトプットコンペア、三相相補PWM出力、CPUに負担をかけない相補PWM、位相計数モード(6チャネル)
- 8ビットTMR(4チャネル)
- 16ビットコンペアマッチタイマ(4チャネル)
- 12ビットA/Dコンバータ:10ch内蔵
- サンプル&ホールド回路内蔵:12ビット × 最大3チャネル
- チャネルごとにサンプリング時間を設定可能
- 自己診断機能とアナログ入力断線検出アシスト機能内蔵(IEC60730対応)
- ADC:3サンプル&ホールド回路、ダブルデータレジスタ、コンパレータ(チャネル)
- 重要なレジスタ値の書き換え保護が可能なレジスタライトプロテクト機能
- GPIOポート用の最大50ピン内蔵
- 5V公差、オープンドレイン、入力プルアップ
- 動作温度範囲
- -40 ~ +85°C
- -40~+105°C
アプリケーション
- 産業
- オフィスオートメーション
- 家電製品
ビデオ
ブロック図

公開: 2021-08-10
| 更新済み: 2023-10-09