Texas Instruments TIOL112x IO-Linkトランシーバ

Texas Instruments TIOL112x IO-Linkトランシーバには、産業用双方向ポイントツーポイント通信を目的としたIO-Linkインターフェイスが実装されいます。このデバイスを3線式インターフェイスからIO-Linkマスタに接続すると、マスタは、リモートノードとの通信を開始してデータを交換できます。同時に、TIOL112xは、通信のための完全な物理層として機能します。

このデバイスは1.2kV(500Ω)のIEC 61000-4-5サージに耐えられ、逆極性保護が内蔵されています。シンプルなピンプログラマブル・インターフェイスがあるため、コントローラ回路とのインターフェイス接続が簡単です。出力電流制限は、外付けの抵抗を使用して構成できます。Texas Instruments TIOL112xは、ウェイクアップ・パルスを生成するように構成でき、IO-linkマスタ・アプリケーションで使用されます。低電圧、過電流、過温度状態に対して、障害報告と内部保護機能を提供します。

特徴

  • 供給電圧: 7V~36V
  • PNP、NPN、またはIO-Link構成可能出力
    • IEC 61131-9 COM1、COM2、COM3データレート対応
  • 機能安全対応
    • 機能安全システム設計に有用な文書を利用可能
  • 性能が向上したTIOL111xとのピン互換性あり
    • 200Maで0.5V(標準)の低残留電圧
    • アクティブドライバ電流制限機能
    • パッケージの熱性能の向上
    • オーバーシュートを低減するスロー・ドライバ・スルー・レート(最大750ns)
  • 内部保護機能によって堅牢なシステムを実現
    • 50mA~350mAの設定可能なドライバ過電流制限
    • L+、CQ、L-での最大65Vのアクティブ逆極性保護
    • 過電流、過温度、UVLO障害のための障害インジケータ
    • 誘導負荷の安全で高速な消磁
    • 拡張周囲温度動作:–40°C~125°C
  • L+およびCQでの統合EMC保護
    • ±8kV IEC 61000-4-2 ESD接触放電
    • ±4kV IEC 61000-4-4電気的高速過渡
    • ±1.2kV/500ΩIEC 61000-4-5サージ
  • 大容量性負荷駆動能力
  • CQ漏洩電流< 2µA
  • 自己消費電流: <1.5mA
  • 最大20mAの電流を対象とした統合LDOオプション
    • TIOL1123: 3.3V LDO
    • TIOL1125 : 5V LDO
  • リモート・ウェイクアップ・インジケーションとウェイクアップ生成
  • 小型省スペース・パッケージ・オプション
    • 3mm x 3mm 10-pin VSONパッケージ (TIOL111とのピン互換性あり)
    • 2.45mm x 1.7mm BGAパッケージ

アプリケーション

  • フィールドトランスミッタとアクチュエータ
  • ファクトリーオートメーション
  • プロセスオートメーション
  • リモートIOでのIO-link PHY

標準アプリケーション回路

アプリケーション回路図 - Texas Instruments TIOL112x IO-Linkトランシーバ
公開: 2022-05-19 | 更新済み: 2023-10-27